長友佑都のファットアダプト食事法
長友佑都 著
山田悟 監修
おすすめ ★★
近代ゴリラレベル ★★
1 概要
長友選手が自身の食事法=ファットアダプト食事法を紹介する。
ファットアダプト食事法とは、簡単に言うと、脂質(ファット)をエネルギーとして上手に使えるファットアダプテーション(脂質適応状態)になるための食事法だそうである(本書13頁)。
本書は、長友選手、専属シェフの加藤氏、山田医師による解説パートがある。
また、食事については、具体的なレシピも掲載されている。
2 コメント
結局のところ、ファットアダプトの本質が何なのか分からなかった。
ゆるやかな糖質制限とは違うと述べているものの、違いが分からなかった。
また、個人的な感覚だが、体言止めを多用する(ゴーストライターの)文体は少し鼻に付いた。
もちろん、アスリートとデスクワーカーとでは目的が違っていることは理解している。
本書の食事法は、ある程度糖質を摂取するサイクル時の食事として参考にしたいとは思った。
備忘
(頁)
一度に摂れる栄養素はたかが知れているかもしれない。しかし、水分を摂る頻度からすると、長い目で見れば大きな違いになると思った。
72 糖質を減らして脂質を増やすと、活動強度が低いときに脂質がよりエネルギー源になりやすい。
117 色の濃い野菜にオリーブオイルをたっぷりかけて食べる。
145 差はあるが、肉類と魚類は手のひら1枚分の100gで15~20gのタンパク質が摂れると覚えると便利である。