近代ゴリラの読書感想文

元予備役。司法試験合格。国家総合職試験合格。

 近代ゴリラ=インテリジェントゲリラ

【読書感想文】長友佑都のファットアダプト食事法

長友佑都のファットアダプト食事法
山田悟 監修
 

長友佑都のファットアダプト食事法 カラダを劇的に変える、28日間プログラム

 
おすすめ ★★
近代ゴリラレベル ★★
 
1 概要
 長友選手が自身の食事法=ファットアダプト食事法を紹介する。
 ファットアダプト食事法とは、簡単に言うと、脂質(ファット)をエネルギーとして上手に使えるファットアダプテーション(脂質適応状態)になるための食事法だそうである(本書13頁)。
 本書は、長友選手、専属シェフの加藤氏、山田医師による解説パートがある。
 また、食事については、具体的なレシピも掲載されている。
 
2 コメント
 結局のところ、ファットアダプトの本質が何なのか分からなかった。
 ゆるやかな糖質制限とは違うと述べているものの、違いが分からなかった。
 
 また、個人的な感覚だが、体言止めを多用する(ゴーストライターの)文体は少し鼻に付いた。
 
 さらに個人的な話となって恐縮だが、私は、ケトーシスの状態になる程度の糖質制限で特にパフォーマンスの向上を実感できる。
 もちろん、アスリートとデスクワーカーとでは目的が違っていることは理解している。
 
 本書の食事法は、ある程度糖質を摂取するサイクル時の食事として参考にしたいとは思った。
 
 
備忘
(頁)
61 水を飲むときにはレモン汁を入れる。レモンにはビタミンC、クエン酸カリウムなどの栄養素が含まれている。
   一度に摂れる栄養素はたかが知れているかもしれない。しかし、水分を摂る頻度からすると、長い目で見れば大きな違いになると思った。
 
72 糖質を減らして脂質を増やすと、活動強度が低いときに脂質がよりエネルギー源になりやすい。
 
117 色の濃い野菜にオリーブオイルをたっぷりかけて食べる。
 
145 差はあるが、肉類と魚類は手のひら1枚分の100gで15~20gのタンパク質が摂れると覚えると便利である。